「大阪市中央公会堂」は、大正7年に完成したネオ・ルネッサンス様式の建築で、大阪城と並び大阪を代表するシンボル的存在です。この大正時代の優れた建築意匠を保存・再生することを基本として工事が行われ、80余年の間に劣化した屋根は、緑青銅板のカバー工法により再び美しい姿を取り戻しました。
工 事 名:大阪市中央公会堂保存・再生工事
所 在 地:大阪市北区中之島1丁目1-27
設 計:大阪市都市整備局営繕課
坂倉・平田・青山・新日設設計共同企業体
施 工:清水・西松・大鉄特定建設共同企業体
材 料:*緑青銅板 板厚0.4㎜ 瓦棒葺/平葺
竣 工:平成14年
「銅板・銅条」はこちら
*緑青銅板は現在生産中止となりました。
施工例TOPに戻る