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アルミニウム

アルミニウム Aluminium(元素記号Al 原子番号13)

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アルミニウムの特徴
アルミニウムは鉄の約35 %の比重で、軽い金属に属し展延性に富み、比較的良い熱伝導性、電気伝導性を持ちます。純アルミニウムは強度は低いが、アルミニウム合金はその軽量さ、加工のしやすさを活かし板材のほかに押出し形材として様々な製品に採用されています。ボーキサイトが原料で、アルミニウムを作るには大量の電力を消費するため、アルミニウムのことを「電気の缶詰」と呼ぶこともあります。アルミニウム合金の性質は添加元素の種類や量により大きく影響され、多種な合金が作られています。代表的なアルミニウム合金の種類は以下の通りです。
アルミ・アルミ合金の種類
1000系アルミニウム
純アルミ系材料で1100,1200はいずれも99.00%以上、1050は99.50%以上の純アルミニウム材料です。加工性、耐蝕性、溶接性に優れているが、強度が低いため構造材には適しません。家庭用品、建材、熱交換器部品、電気機器などに多く使用されています。
2000系合金
Al-Cu系で航空機に使用されるジュラルミンで有名な2017や2024が代表的で、鋼材に匹敵する強度があります。Cuを多く含むため耐食性におとり、腐食環境にさらされる場合には十分な防食処理が必要となります。
3000系合金
Al-Mn系材料でMnの添加により純アルミの加工性、耐食性を低下させることなく、強度を少し増加させた材料です。3003は代表的な合金で建材、容器、器物などに広く使用されています。
4000系合金
Al-Si系材料で4032はSi添加により熱膨張を抑え、耐摩耗性の改善を行ったもので、Cu,Ni,Mgなどの微量添加により耐熱性を向上させています。ピストン、シリンダーヘッド
に使用されています。
5000系合金
Al-Mg系材料で代表的な5052は中程度の強度をもった最も代表的な合金で、耐食性、溶接性、成形性がよい。特に強度のわりに疲労強度が高く、耐海水性が優れています。
一般板金、船舶、車輌、建築、缶エンド、ハニカムコアに使用されています。
6000系合金
Al-Mg-Si系合金で、この系の合金は強度、耐食性とも優れており、代表的な構造用材として挙げられます。6063は優れた押出性を備え、複雑な断面形状の型材が製造可能です。建築用サッシを中心に建材、車両、家電製品と幅広く使用されています。
7000系合金
Al-Zn系合金で、アルミニウムのなかで最も高い強度を持つAl-Zn-Mg-Cu系合金とCuを含まないAl-Zn-Mg-Cu合金に分類できます。Al-Zn-Mg-Cu系合金の代表的なものは7075で、航空機やスキーのストックに使用されています。

引用:アルミニウム ハンドブック

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アルミ切板

弊社では定尺板以外に各種切板も対応しております。
A5052P
Al-Mg系・非熱処理合金。
中程度の強度を持った最も代表的な合金で、耐食性、溶接性、成形性がよい。特に強度のわりに疲労強度が高く、耐海水性が優れていいます。

アルハイスⅢ
Al-Mg系・非熱処理合金A5052切板の神戸製鋼の高級ブランド品。A5052の特徴に加え、残留応力を極限まで抑え切削加工後の歪みも極めて低くおさえています。

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