西暦1600年、関が原の戦いに向け兵士の士気を向上させる為に島津家によって行われた民俗文化財の『川内大綱引』。市を二分し上方、下方に分かれて長さ365m、直径40cmの大綱によって行われます。この綱は綱引き当日の朝より市民約1500人によって330本の綱を1本の大綱に練り上げていきます。
今回、市を代表する銀行の新築工事にあたりより多くの市民が活用できる銀行の玄関モニュメントとしてこの大綱の網目を重厚な金属板で表現し、一文字葺き材が互いに結びつく事でより立体感、躍動感の有る意匠が表現されました。
工事名:鹿児島銀行川内支店新築工事
所在地:薩摩川内市西向田町16-7
設 計:株式会社 武元順壱アトリエサンク様
施 工:株式会社 植村組様
板金工事:株式会社 アートルーフ工業様
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壁 材:壁専用一文字葺き かべいち 特注品
使用素材:SGLカラー鋼板0.35mm
竣 工:2017年3月31日
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