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銅合金

黄銅 Brass(真鍮)


黄銅の特徴
黄銅(おうどう)は、真鍮(しんちゅう)と呼ばれることも多く銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいいます。適度な強度、延性を持ち加工しやすい合金として、古くから広く利用されており、その輝きは金に似た黄色の光沢を放つことから金の代用品としても使用されています。日本では仏具、多くの金管楽器などに多用されており、5円硬貨が黄銅で作られています。亜鉛の割合によって、次のように呼ばれます。
丹銅(たんどう):亜鉛が5~20%未満。
七三黄銅:亜鉛が30%。
六四黄銅:亜鉛が40%
その他にも、被削性を高めるために鉛 を添加した快削黄銅や、錫 を添加し耐海水性を高めたネーバル黄銅などがあります。
黄銅板・条の種類
黄銅の種類
名 称
JIS
主な成分
用     途


黄 銅

C2600
Cu-Zn(30)
自動車用ラジエーター・薬きょう・ばね
C2680
Cu-Zn(35)
自動車用ラジエーター・スナップ・ボタン・カメラ・配線金具・スイッチ端子
C2720
Cu-Zn(37)
金属雑貨・浅い絞りもの
C2801
Cu-Zn(40)
配線器具部品・ネームプレート・計器板・スイッチ端子・一般板金用


引用:日本伸銅協会 伸銅品データブック

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その他の銅合金

りん青銅/リン青銅鋳物/青銅鋳物/鉛青銅鋳物/アルミ青銅鋳物/アルミ青銅/ベリリウム銅/クローム銅/カドミフリー黄銅


銅合金の特徴
銅は亜鉛、鉛、錫、アルミ、ニッケル、ベリリウム、リン、シリコンなど多種の材料と添加元素の組み合わせにより、様々な合金が製造されています。また製造方法として圧延、押出し、引き抜き、鍛造(熱間または冷間)などがあり、板、条、管、棒、線などの製品が作られています。銅及び銅合金は展延性に優れ、圧延、伸線、絞り、曲げなどの加工性に優れ、伸銅品の名称のもとになっています。また、熱間加工性が良く押出しや熱間鍛造性に優れ複雑な形状の鍛造が可能です。さらに伸銅品は非磁性であり、電気計器の部品として多く使用されています。
銅合金の種類
主な銅・銅合金の種類
分 類
合金系統
合金名称
純 銅
Cu
無酸素、タフピッチ、脱酸銅
高銅合金 Cu-Be-Co系合金 ベリリウム銅
Cu-Cr系合金 クロ-ム銅
黄 銅 Cu-Zn系合金 丹銅、7/3黄銅、6/4黄銅、65/35黄銅
Cu-Zn-Pb系合金 快削黄銅
Cu-Zn-Sn系合金 ネーバル黄銅、アドミラルティ黄銅
Cu-Zn-Al系合金 アルミニウム黄銅 
 Cu-Zn-Mn-Al-Fe系合金 高力黄銅 
青 銅  Cu-Sn系合金 すず青銅
Cu-Sn-P系合金 リン青銅、快削リン青銅
特殊青銅 Cu-Al-Fe-Mn-Ni系合金 アルミニウム青銅
Cu-Si系合金 シリコン青銅
銅・ニッケル合金 Cu-Ni系合金 白銅、キュープロニッケル
Cu-Ni-Zn系合金 洋白、快削洋白


引用:日本伸銅協会 伸銅品データブック

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在庫表(PDF)