サス・カパー
銅クラッドステンレス サス・カパーについて
立平葺き
表面 裏面
瓦棒葺き(施工後約1年経過)
一文字葺き
サス・カパーの特徴
サス・カパーは銅とステンレスを強力な圧力と熱処理により原子間接合した銅クラッドステンレス材です。ロールフォーミングや曲げ加工、打出し加工など通常の板金加工が可能です。
断面
素 材
芯材はフェライト系ステンレスを使用し,板厚0.4㎜はステンレス0.3mmに銅板0.1mm、板厚0.5mmはステンレス0.4mmに銅板0.1mmがクラッドされています。
加工性
従来、銅では不可能であった篏合式立平葺きや篏合式瓦棒葺きなどの成形が可能です。(板厚0.5t推奨)
施工性
ステンレスでも熱膨張が小さいフェライト系ステンレスを使用していますので、銅板では不可能であった長尺の施工も可能となります。また、ステンレスを内面にするこで耐久性の優れた雨樋となります。
経済性
従来の銅メッキステンレス(銅の膜厚0.01㎜)と比較して銅の膜厚が10倍(0.1㎜)と厚いため、ステンレスが露出するのにかなりの時間がかかります。
注意事項
ステンレスはフェライト系ステンレスを使用していますので、磁性があります。
一文字「はやぶき」やスカイルーフの加工ができます。
サス・カパー規格表 | ||
板厚(mm) | 幅(mm) | 形状 |
0.4 | 455 | 板又はコイル |
0.5 | 455 | 板又はコイル |
在庫については欠品する場合もあります。また,内容についても予告なく変更する場合がありますので、ご了承願います。
サスカパーチラシサス・カパーチラシpdf(210KB)