平成29年12月1日号
第444号
 日増しに冬らしくなって、慌ただしい年の瀬を迎えようとしていますが、皆様いかがお過ごしですか。
近頃の新聞やテレビの報道を見ていると、少し違和感を覚える。例えば、日本の製造業の信頼が揺らぐとして、いくつかのメーカーが製品データを書き換えたとか、完成品検査を資格のない人が行ったなどと連日騒いでいる。
 それはそれで不正と呼ばれても仕方のないことではあるが、日本製品の品質が多くの品目で諸外国と比べて高いことは紛れも無い事実である。製品が原因で人が負傷したとか、物品が破損したというなら話は別であるが、そうでないなら、枝葉末節を取り上げ過ぎではないだろうか。
 また、大相撲で某横綱が酒席で他の力士を殴ったかという件も真実が明らかになる前から、報道関係者が多勢で押しかけて取材合戦である。少なくとも九州場所が行われている最中は、報道や取材を自粛して興行に水を差さないで欲しかった。
 某国のメディアのように、自国にプラスになることしか取り上げないのもどうかと思うが、我が国のメディアには大局観と節度を持って報道に携わっていただければと希望します。
平成29年11月1日号
第443号
 超大型台風21号が日本列島を通過し、第48回衆議院議員選挙が終わった。自公連立与党が約3分の2の議席を獲得し、安倍政権の続行が濃厚となった。
 約5年前から続く株価上昇で、日経平均株価も2万円台を回復し、21年ぶりの水準となっている。企業も過去最高益を出すところが続出している。ただ、今ひとつ景気の回復を実感出来ない。これは企業も個人も財布の紐をなかなか緩めないことが一因と考える。企業の設備投資や個人消費を喚起するには、政府、官僚が知恵を絞って、期間限定であれ、何か動機付けをする必要があるだろう。
 財務省は反対するかもしれないが、企業の設備投資は上限金額を設けずに単年度償却を認める。個人は仕事に必要な消費は確定申告をすれば無制限に経費と認める。消費税を1年だけでも一旦下げるなどという思い切ったことをすれば、確実にお金の循環は良くなり、日本経済が活性化するのではないだろうか。
 イソップ童話の北風と太陽の話と同じで、国が北風のように企業や個人からの税収を増やそうと締め付けを厳しくすればするほど、財布の紐は固くなり、物やサービスが売れにくくなるが、太陽のようになれば好循環が生まれるだろう。
平成29年10月2日号
第442号
 金木犀の薫りが街に漂う、過ごしやすい時候になってきましたが、皆様いかがお過ごしですか。
 巷は衆議院の解散選挙に伴い暫く騒々しい日々となりそうである。今回、消費税増の使途の一部を変更し、教育の無償化などを推進するため民意を問うと安倍首相は仰っているが素晴らしいことである。
 平成29年度予算の一般会計支出約97兆円のうち文教及び科学振興、つまり教育関係の予算は5兆円ほどである。ここに1~2兆円加えようというのだから、増加率は高い。
 しかしながら、国の財政に関する最大の問題は、長年続く赤字ではないだろうか。この問題が片付かないと国民は将来に安心出来ない。年々膨らみ続ける国債残高は1000兆円を越えている。今は低金利だから助かっているが、利払いだけでも大変で、なかなか元本は減らない。
 利払いと元本返済を合わせた国債費は、1990年に14.3兆円であったが、2017年には23.5兆円と大きく増えた。一方、社会保障費も少子高齢化を背景に増え続け、1990年に11.6兆円であったが、2017年には32.5兆円と3倍近くになった。
 これら2つで約30兆円増加し56兆円となり、2017年一般会計予算の歳出97.5兆円の半分以上を占める。公共事業、教育、防衛及び地方交付税交付金等はこの期間約40兆円で殆ど変動していない。一般会計税収は企業の業績に左右されるが、大体40~60兆円である。これでは社会保障費と国債費だけで殆ど消えてしまう。
 今、我々国民が出来ることは、定年後も出来るだけ働き続け、年金に出来るだけ頼らず、健康を維持し病院や介護施設に行かずに済ませることくらいであろう。
 
平成29年9月1日号
第441号
 ここ数年、訪日外国人旅行者が急速に増加している。平日の昼間でも大阪の地下鉄や私鉄、JRの車内に外国人の家族連れをよく見かけるようになってきた。電車の車内放送も英語だけでなく、中国語や韓国語を流すところも出て来ている。
 2008年10月に発足した観光庁によると、2013年に初めて1000万人を突破して、2016年には2400万人前後になったとのことである。東京オリンピックの開催される2020年には4000万人越えを目指すというが、達成は不可能ではないであろう。フランス、アメリカ、スペイン、イタリアといった年間5000万人以上が訪れる欧米諸国並になることも夢ではないだろう。
 なぜ急増しているのだろう。治安がいい。ほとんどの地域で、夜中に街を歩いても大丈夫である。国民性が良く、スリや置き引きが少なく落し物をしても大体戻って来る。電車を始め交通網が発達していて移動がしやすい。外食が美味しく価格も安い。ワンコイン500円で食べられる店もあり、チップも要らない。街中の掃除が行き届いていて衛生的である。世界遺産を始め観光名所が多い。近隣諸国の所得向上。など色々な要因が挙げられるが、これらは最近始まったことではない。
 近年のLCC (= Low-cost Carrier, 格安航空便 ) の効果が大きいと考える。日本は島国であるので、飛行機に乗って来る人が殆どである。LCCの登場で、片道3時間以内位の近隣諸国からは、気軽にあたかも近所にバスに乗って出掛けるくらいの感覚で行き来出来るようになった。その結果、訪日外国人の約3分の2を占める中国、韓国、台湾から来る人が急速に伸びているのだろう。
 LCCの一大拠点である関西空港から乗換えなしで行ける大阪難波周辺の道頓堀や心斎橋界隈では、中国語がよく聴こえるようになってきた。声が大きいというのもあるが、中国や台湾の人が相当多いことは確かだ。関西空港も1994年の開港以来しばらく低迷していたが、ここ数年の利用客の増加に対応すべくターミナルビルの建設など設備投資を積極的に行っている。ホテルやUSJなど観光・レジャー関連の業界は拡大基調を続ける。客人が増えるとゴミが散らかる、ドラッグストアや家電量販店が混雑するなど困った面もあるが、ここは少し辛抱して日本経済に貢献していただきましょう。
 
平成29年8月1日号
第440号
 連日35度前後の地点がある酷暑の中、皆様には暑さにめげずご奮闘のことと存じます。
先ず、先月の九州北部、島根県西部、東北地方北部、新潟県等における豪雨で、河川の氾濫などにより被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
 1時間雨量が100㎜を超え、さらにそれが何時間も続くというような現象は想像を絶する。2013年8月より、気象庁は、大雨・地震・津波などにより、数十年に一度の重大な命に関わるような危険が差し迫った異常な状況において「特別警報」を発表しているが、以降毎年何かしら発表があった。数十年に一度を遙かに超える頻度である。
 詳しい分析は気象予報士の先生に任せるしかないが、素人ながら思うに、何かの原因により気象の乱雑さが増加しているのではなかろうか。その何かとは、地球温暖化であるかも知れないし、全世界の人口増加や経済成長によるエネルギー総使用量の増加であるかも知れない。或いは特に原因は無く、自然にそうなっていることも考えられる。物事は何か手を加えない限り、放っておくと乱雑さが増加する。例えば、机の上や職場は片付けなければ、段々散らかって来る。学校の教室で生徒を放置していると、私語を始めてざわついて来る。平たく言うと秩序から無秩序へと変化して行く。
 我々日本人の資質も、家庭における躾、学校や職場における教育が不十分であると、段々粗雑になっていき、その結果、国力が落ちてしまうことになりかねない。
 
銅一文字等の施工動画について
 
 弊社ホームページ( http://www.yamauchi-metal.co.jp)に、一文字はやぶき・魁、菱葺、シャダンルーフ20の施工動画を掲載しております。ご覧いただければ幸いです。中でも、銅板の「はやぶき」の廻し葺き、魁の隅棟ハマグリの部分は普段あまり銅屋根を葺かれない工事店様にも参考にしていただければと存じます。
平成29年7月3日号
第439号
 今朝の朝刊の一面は二つの負けの記事が大きく出ている。中学生プロ棋士藤井総太四段が初の公式戦負けと、東京都議会選挙における自民党の歴史的大敗である。自民党の大敗は安倍内閣が原因の問題が都議選を直撃した形であるが、藤井総太四段の負けは30年ぶりの歴代1位の29連勝を達成しての負けで、今後さらなる活躍が期待される。同じ負けであるが対極のものだろう。
 カラー鋼板はついに25年保証に突入した。日鉄住金鋼板が発売したエスジーエルや淀川製鋼所のヨドHyper GLカラー、JFE鋼板の極み―MAXは海岸500m以遠穴あき25年保証である。これは人口減少や少子高齢化による建設需要の減少を見通し従来品との差別化と、他素材との競争に打ち勝ち、採用比率を高めるための戦略であろう。鋼板メーカーの開発力はさすがであるが商品が混在する当面の期間、流通の皆様のご苦労は一方ならぬと察する。
 日本における亜鉛メッキ鋼板の歴史を調べてみると、大正期からで、蒸気機関車の火の粉が茅葺きの屋根に落ちて火災をおこすので、1912年(大正元年)に沿線左右200m以内の民家は不燃材で葺くべしとの「屋上制限令」が公布され、これより亜鉛メッキ鋼板が広く普及した。また、1923年の関東大震災で、亜鉛メッキ鋼板で施工された多くの家屋が軽い屋根のため倒壊を免れたことから復興資材として普及し増産された。1953年(昭和28年)には八幡製鉄戸畑工場において連続溶融亜鉛メッキラインが設置されてコイルが生産された。その後、1955年に三晃金属が瓦棒葺を開発、1963年には長尺折版が開発され、その後広く鋼板屋根が普及した。昭和60年代にはガルバリウム鋼板が発売され、最近ではガルバリウム鋼板の3倍以上の耐久性がある穴あき25年保証鋼板が発売された。
 ガルバリウム鋼板が普及するにつれて銅やカラーステンレス、カラーアルミなどが減少した。これはバブル崩壊とリーマンショック後の建築着工戸数の減少や、建築デザインの変化や低コスト化などによるものであるが、今回の25年保証鋼板の登場により、その傾向はしばらく続くだろう。
*参考資料 溶融亜鉛めっき鋼板の歴史 日新製鋼㈱ 久松敬弘著
 
平成29年6月1日号
第438号
 今日からビールが値上がりする。昨日はスーパーやディスカウントストアに駆け込みでビールを求める客が多くいた。酒税法が改正され、採算を度外視するような安売り業者に対して酒類販売免許を取り消すなど厳しい処分を規定した。町の酒屋さんを救う狙いだろうが、ビールのおいしい時期に値上げされ、呑み助の家計には負担となるだろう。
 滋賀県近江八幡市にラ コリーナ近江八幡という人気施設があります。この施設は和菓子のたねやと洋菓子のクラブハリエを展開するたねやグループが、創業の地である滋賀県近江八幡市に35,000坪の敷地で展開する施設です。その本社の建物に銅板「はやぶき」が採用されています。基本設計は草屋根や手曲げ銅板で有名な東京大学名誉教授の藤森 照信氏で、クスノキの大木が屋根を貫通し、楕円形のドームが突き出す不思議な建物です。このドームも銅板葺きで、社長様や従業員様自らが加工した手曲げ銅板が使用されています。手曲げ銅板とは、切断した銅板に手加工で谷折り山折りを連続に加工し、上下左右のハゼもなく直止め重ね張りした工法です。藤森先生独特の工法で、ランダムに曲げられた銅板は工業製品と違い、味わいのある表情を醸し出しています。入口は屋根一面が芝に覆われたメインショップで、たねやの和菓子とクラブハリエのバームクーヘンが製造販売されています。メインショップを通過して内部に入ると左側に回廊、右側には写真の「銅屋根」の建物があります。中心部には田んぼがあり、不思議と懐かしさを感じる空間です。観光バスのコースにもなっており滋賀県の人気スポットです。近隣の方は是非一度行かれてみてはいかがでしょうか。ラ コリーナ近江八幡については弊社HPの施工例紹介にも掲載しております。ご興味のある方はご覧ください。
 
平成29年5月8日号
第437号
 つつじが咲きあやめも咲き、鯉のぼりが青空に泳ぎすっかり初夏です。ゴールデンウイークとは休日が沢山集まった週というより、全土が新緑に覆われ光り輝く1年で1番の週だと改めて想います。
 もみじや欅やならが芽吹きだし、銀色の可憐な若葉を装うときの美しさには、毎年のことながら感動します。山菜やたけのこなどを頂いて、自然の恵みが食卓に乗り、山椒の木の芽の香りも季節感をましてくれます。好天に恵まれ潮干狩りも絶好でした。アサリやハマグリも旬ですからご馳走でした。めぐり来る季節を楽しむ私たちの生活は変化に富み、そしてとても豊かです。実に恵まれた大地に生かされる喜びを本当に感謝したいとおもいます。
 さて、魁ニュースは1981年(昭和56年)1月、第1号を発行して36年余を経ました。「毎月楽しみにしているよ」と暖かいご声援も頂き、老骨に鞭打ってまいりましたが、来月から魁デスクは交代します。本当に長い間お世話になり、ありがとうございました。引き続き御付き合いのほどお願い申し上げます。
化粧ハゼから本ハゼへ、そして平成8年ハゼの掴み曲げを無しにした〔はやぶき〕でGLカラーやカラーステンレスあるいはチタンに材料が広がりました。皆様のご指導を頂きながらこれからも進んでまいります。ニュースの綴りを振り返って見ますと当初4年間は手書きでコピーを郵送していました。1985年からワープロで作成し、2010年より郵送からFAX送信に変わっています。綴りの重さに長い年月の重みを感じます。本当に永いお付き合いありがとうございました。
 
☆第69回全国建築板金業者茨城大会
 
 5月18日ひたちなか市の総合体育館で開催されます。当社も出品しますので当社ブースに是非お立ち寄りください。目新しいものでは新発売の緑青銅板(緑装)の暴露経過中の物をご覧いただけます。
 
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① 歳をとったら 出しゃばらず   ④ そやけど それは表向き
憎まれ口に 泣き言に        ほんまは ゼニを離さずに
人の陰口 愚痴言わず        死ぬまでしっかり持ってなはれ
他人のことは 賞めなはれ      人にケチやと 言われても
聞かれりゃ教えてあげてでも     お金があるから 大事にし
知ってることでも 知らんふり    みんな弁チャラ いうてくれる
いつでも アホでいるこっちゃ    内証やけど ほんまだっせ
② 勝ったらあかん 負けなはれ   ⑤ 昔のことは みな忘れ
いずれ お世話になる身なら     自慢話は しなはんな
若いもんには 花もたせ       わしらの時代は もう過ぎた
一歩下がって ゆずるのが      なんぼ頑張り 力んでも
円満に行く コツですわ       体が いうことききまへん
いつも感謝を 忘れずに       あんたはえらい わしゃあかん
どんな時でも へェおおきに     そんな気持ちで おりなはれ
③ お金の欲を 捨てなはれ     ⑥ わが子に 孫に 世間様
なんぼ ゼニカネあってでも     どなたからでも 慕われる
死んだら 持って行けまへん     ええ年寄に なりなはれ
あの人は ええ人やった       ボケたらあかん そのために
そないに 人から言われるよう    頭の洗濯 生きがいに
生きているうち バラまいて     何かひとつの 趣味持って
山ほど 徳を積みなはれ       せいぜい 長生きしなはれや
 
上記の関西弁の詩は魁ニュース115号に紹介されたものです.老害を心得た年寄りが作ったと思われる面白い詩です。
 
平成29年4月3日号
第436号
 4月は新年度の始まり。期待に胸膨らませスタート台についた若者たちの前途が幸多きことを祈り祝福したい。心ならずもつまずいた人には,不屈の気持ちを強く持ち、捲土重来を期すよう励ましたい。
 大相撲大阪場所は終盤思わぬドラマチックな展開になり、久しぶりの日本人横綱の優勝で大団円を迎えた。不屈の精神力に感動し、表彰式で思わず涙する姿に胸がつまった。高校野球は地元大阪の2校が優勝を争う、夏の大会ではありえない決勝戦になった。プロ野球は3月31日からセパ同時に開幕、長いシーズンが始まった。贔屓のチームが強い人は楽しみがあっていいが、私と同じ年の阪神タイガースは今年も期待に応えてくれそうにない。腹が立つ日が多くなりそう。緒戦の広島戦でもう見切りをつけ、時間が長く疲れるテレビ観戦は止めようと心に決めたが、巨人戦で勝ち越したりしたら、またテレビの前に座ったりするかもしれない。因業なことである。
 
平成29年3月1日号
第435号
 この間、正月を迎えたばかりなのに、はや、ふた月を経ました。月日のたつ早さに戸惑うばかりですが、春を迎える喜びは格別であります。草木が芽吹き,花が咲き、鳥がさえずり、生きとし生けるものの躍動がはじまります。
大相撲春場所が12日から始まるが、17年ぶりの日本人横綱の誕生で盛り上がり前売り券は即日完売、大阪出身の小兵力士,宇良が幕内力士でどんな相撲を見せてくれるか,稀勢の里が優勝するか楽しみが一杯です。そして19日からは選抜高校野球大会が始まります。清宮選手がいる早稲田実業、大阪の履正社などが優勝候補に挙げられており熱戦が展開されることでしょう。3月は雨が多いので天気に恵まれるよう祈るばかりです。
 
☆緑青塗装銅板「緑装」ROKUSOU発売について
表面処理銅板の新商品として緑青塗装銅板「緑装」ROKUSOUを発売いたします。緑青塗装銅板「緑装」は銅板にブラッシング処理をした後、緑青色の塗装を散らし吹きした着色銅板です。散らし吹き塗装のため銅板の生地が見えますが、雨水の影響で短期間に光沢が無くなり色調が安定すると、緑青色がさらに際立ちます。銅板の表面は雨水の影響を施工直後から受け、硫化銅板や硫化緑青銅板より早く天然緑青の発生が期待できます。カットサンプルとチラシは営業担当者より配布させていただきますので、ご用命いただきますようお願い申し上げます。
平成29年2月1日号
第434号
 アメリカ大統領選挙が8年ぶりに行われ、オバマ前大統領を裏返したようなやんちゃな人物が選ばれた。就任演説もアメリカファ―ストの連呼で世界をリードする大国の大統領らしからぬ内容で、就任後は公約を実行し、矢継ぎ早に大統領令を出し波紋を広げている。やんちゃを承知の上で手前勝手なことを振舞うのは落ち目の人のすることでもはやアメリカには自由主義社会、民主主義社会のリーダーたる自負も力もないことが伺える。これからは中国やロシアの力が益々アジアやヨーロッパに浸透していくだろう。わが国は少々極端な比喩になるがアメリカの犬の尻尾だから、中国を抑えられなくなってきた犬の尻尾の日本は大変である。いかにして自己を確立するか。課題は大きく重い。
 3日は節分4日は立春、三寒四温の時季である。今年の恵方は北北西、恵方巻を頂きながらお願い事を一杯しよう。災害が起こりませんように、世界が平和でありますように、商売が繁盛しますように、健康で過ごせますように、、、、、、
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
平成29年1月5日号
第433号
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧を賜りまことにありがとうございました。本年も私たち一同は、皆様のお役に立ちますよう精一杯努力をいたします。どうか本年もご指導ご鞭撻を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
時の流れで1年は節目ですが、10年一昔といって10年経ちますと世の中はずいぶん変わっています。10年前にはあったが今は消えてしまっているものが沢山あります。10年前にはなかったものも一杯あります。スマホ恥ずかしながら私は使いこなせません。変化のスピードが速くぼんやりしていたら取り残されてしまいます。ぼんやりしてなくても、消化能力が衰えていたらついていけません。10年を6つ重ねますと60年還暦です。生まれた年の干支に帰るのです。人生50といった時代では還暦を迎えることは長寿で芽出度いことでしたが、今日ではひとつの通過点にすぎません。わが社はあと1年でその通過点を迎えますが、創業時のことを思えば新たな感慨を覚えます。主力取扱商品が数々の消長を重ね変化してきました。これからも変化します。常に変化を読み取る鋭敏な感覚を養い、日ごろの仕事の中でつかむチャンスを失しないことです。羽ばたいて空高く舞い上がれば、見える景色も変わってきます。
 内外の世界情勢も、自然の脅威も穏やかであることを願いますが、いつ遭遇するかわかりません。しかし冷静に対処できる不時の心構えを持ち続けていたいとおもいます。最後に本年が皆様にとり恙無く佳き年となりますようお祈り申し上げ新年のご挨拶といたします。




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