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令和3年4月1日号

第484号

 東日本大震災から10年が経ち、いまだ復興が進みつつある中、先月、先々月と宮城県沖、福島県沖でマグニチュード7前後の地震が発生しました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。と同時に、大地震はいつ発生しても不思議ではないと改めて思い知らされました。
 新型コロナウイルス関連で当分の間、国の歳出は膨張せざるを得ませんが、防災対策も疫病対策同様に国民の命を守る大切な事業ですので、継続して行っていただきたいと考えます。
 さて、かつての米ソ冷戦のように米国と中国の対立が激化しつつあります。先日のアラスカにおける両国の2プラス2会合は、まるで口喧嘩のようなぶつかり合いでした。軍事力ではまだまだ米国に及ばないものの、経済規模では近いうちに米国を追い抜き世界一になろうとしている中国は、もはや米国に気後れしていません。
 過去数世紀は欧米が世界経済をリードして来ましたが、これからインドやインドネシアなども含めたアジア太平洋地域に世界経済の重心が移っていくと考えられます。

令和3年3月1日号

第483号

 先月の気候は、春本番のような日と真冬のような日が交互にやって来て目まぐるしく変化しました。暑さ寒さも彼岸までとは申しますが、皆様体調管理にお気を付け下さい。
 さて、先月17日に我が国でも新型コロナウイルスのワクチン接種が医療従事者向けに開始されました。高齢者や基礎疾患のある人への接種は来月以降と言われていますが、1日でも早く希望する人全員に行き渡るよう願います。
 東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)が今年も今月1日から2週間に渡ってコロナ対策をして行われる予定です。752年から一度も絶えることなく続けられて来た行事で、疫病が流行している今こそ、その退散を祈願していただきたいものです。
 景気回復が今ひとつ実感できない中、日経平均は30年ぶりに3万円台を回復し、物価も上がり始めています。先月中旬より銅相場が急激に上がり始め、24日には電気銅建値が 1,020円となりました。2007年5月につけた過去最高値1,050円に迫っています。LME現物は2011年2月にトン10,000ドルを越えたことがありますが、当時は 1ドル約82円と今より円高でしたので建値は900円以下でした。銅価格の上昇の要因としては世界的な過剰流動性とDX化、脱炭素化などによる需要増加などが考えられますが、相場の急上昇や急降下はご遠慮願いたいものです。

令和3年2月1日号

第482号

 先月、新型コロナウイルス緊急事態宣言が再発令されました。対象区域は東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、愛知、岐阜、大阪、兵庫、京都、福岡の11都府県で対象期間は今月7日までとなっていますが、昨年春の初回の緊急事態宣言の時と比べると人々が外出を控える度合いが緩やかですので、解除出来るようになるのは少し先になりそうです
 さて、半導体が世界的に不足しています。特に車載用の不足が深刻で、日欧などの半導体メーカーから生産委託を受けている台湾積体電路製造(TSMC)などは、昨年秋に続き今月から来月にかけて、大幅値上げを求めている模様です。自動車に限らず、スマートフォン、パソコン、家電、社会インフラの制御などに幅広く使用され、今や産業のコメといわれるようになった半導体。今後DX(デジタルトランスフォーメーション)推進で、膨大なデータの蓄積・処理が必要となるでしょうから、その使用数はこれからも増加していくと考えられます。
 銅相場が上がってきました。電気銅建値は先月8日に890円をつけましたが、これを上回るのは2011年2月15日〜17日、その前はリーマンショック直前の2008年8月末であり、久しぶりの水準であります。

令和3年1月5日号

第481号

  新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございました。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
 新型コロナウイルスに関しては、米ファイザーと独ビオンテックのmRNAワクチンや英アストラゼネカのウイルスベクターワクチンなどが米国・英国で承認され接種開始されました。有効で副作用の少ないワクチンが我が国で早期に普及することを望みます。
 さて、菅総理大臣は10月26日の所信表明演説の中で2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするという考えを示しました。この考えは2017年12月にパリで開催されたワン・プラネット・サミットで発出され日本も署名しているカーボンニュートラル宣言と同様に、温室効果ガスの排出削減により世界の気候変動を抑えていこうというものです。この取り組みの一つとして、先月総理は2030年代半ばには新車の100%を電動車にしたいと発表しました。因みに2019年の電気自動車の世界販売台数は220万台で自動車販売台数の2.4%ほどでした。電気自動車に関しては小欄450号でも触れましたが、走るのに必要な電気を作るのに化石燃料を使うなら、ガソリン車に乗っているよりトータルでCO2の排出は増加してしまうのではないかと考えます。
 個別の企業でも、日本製鉄の橋本英二社長が、先月2050年までにカーボンニュートラルを達成する計画を発表しました。二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に抑えることのできる水素製鉄法の導入を目指すほか、排出ガスの少ない電炉活用を広げるとのことです。
 最近、脱炭素の声が高まってきていますが、世界中の人々が毎年のように気候変動の脅威にさらされるようになってきたためでしょう。国際科学財団(NSF)は一生に一度の規模の洪水がこのままでは今世紀末には毎年発生するようになると報告しています。
 最後になりましたが、皆様の益々のご発展とご健勝を祈念し、新年のご挨拶と致します。